嵐の前の。
2009-12-01(Tue)
もう10日近くも前になるんだ。
仕事の都合でこっちに帰ってきてるミカちゃんと
ミカちゃんが連れてきた人や友達数人と
バーに行った時のこと。
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哲哉くんは、なじみのお客さんに結構な量飲まされて
いい感じに酔っ払ってる。
彼はタイミングを見計らっては
私の座ってるカウンターへと逃げてくる。
私は焼酎グラスにお水だけ入れて
バレないように哲哉くんに飲ませて
だけどしばらくしたらそれがバレてしまった。
酔っ払ったお客さんの1人が私に
「結愛ちゃん、哲哉に優しすぎじゃね?
何で?ねぇ何で?(笑)」
なんてわざとらしく聞いてくる。
いつもの哲哉くんならそういう話題を避けようとするのに
この日の彼は違っていた。
何でかな。
哲哉くんは恐らく故意に
私の耳に自分の唇を触れさせながら内緒話をする。
あまりにも近すぎて、さすがの私もまずいんじゃないの?って思ったほど。
さっきのお客さんも黙ってるわけがなくて
「おまえお客さんに手を出してる場合かw」
なんてツッコミ入れて。
哲哉くんは笑ってごまかしながらその後で
私たちにだけ聞こえる声で言った。
「だって結愛ちゃんのこと
それだけ好きで大切だってことじゃんね?」
そう言ったあとで哲哉くんはいつもと同じように
照れ隠しの表情。
この時はね
そんな哲哉くんの事を穏やかな気持ちで愛おしいと思ってた。
好きな人が好きと言ってくれる。
それだけで十分なはずだった。
まさかこの日一緒にカウンターに並んで座ってた人が
この後私の気持ちを、どうしようもなく支配してしまうなんて思いもしなかった。
こんなに苦しい想いが待ってるなんて
思いもしなかったよ。
仕事の都合でこっちに帰ってきてるミカちゃんと
ミカちゃんが連れてきた人や友達数人と
バーに行った時のこと。
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哲哉くんは、なじみのお客さんに結構な量飲まされて
いい感じに酔っ払ってる。
彼はタイミングを見計らっては
私の座ってるカウンターへと逃げてくる。
私は焼酎グラスにお水だけ入れて
バレないように哲哉くんに飲ませて
だけどしばらくしたらそれがバレてしまった。
酔っ払ったお客さんの1人が私に
「結愛ちゃん、哲哉に優しすぎじゃね?
何で?ねぇ何で?(笑)」
なんてわざとらしく聞いてくる。
いつもの哲哉くんならそういう話題を避けようとするのに
この日の彼は違っていた。
何でかな。
哲哉くんは恐らく故意に
私の耳に自分の唇を触れさせながら内緒話をする。
あまりにも近すぎて、さすがの私もまずいんじゃないの?って思ったほど。
さっきのお客さんも黙ってるわけがなくて
「おまえお客さんに手を出してる場合かw」
なんてツッコミ入れて。
哲哉くんは笑ってごまかしながらその後で
私たちにだけ聞こえる声で言った。
「だって結愛ちゃんのこと
それだけ好きで大切だってことじゃんね?」
そう言ったあとで哲哉くんはいつもと同じように
照れ隠しの表情。
この時はね
そんな哲哉くんの事を穏やかな気持ちで愛おしいと思ってた。
好きな人が好きと言ってくれる。
それだけで十分なはずだった。
まさかこの日一緒にカウンターに並んで座ってた人が
この後私の気持ちを、どうしようもなく支配してしまうなんて思いもしなかった。
こんなに苦しい想いが待ってるなんて
思いもしなかったよ。