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代理。
関係は変わってしまった。
普通の友達どうしではいられなくなったのかもしれないと思った。

私は慶ちゃんと運命の彼を常に重ねて見ていた。
彼の向こう側に、いつだって彼の姿を探して一緒にいた。

引き返すなら今だ、
このまま行くととんでもない事になってしまうんじゃないか
そんな事を思っていた。

それでも。
慶ちゃんの優しさに触れれば触れるほどに、私の感覚は麻痺してゆくばかり。

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私はその日も慶ちゃんの部屋にいた。
2人でお酒を飲みながら、何となく空気が変わった瞬間があった気がする。

慶ちゃんは空を見つめながら、私に「過去」を話し始めた。

それは彼の過去であると共に現在でもあって
そして、奥さんとの馴れ初めでもあって。


慶ちゃんは数年前、ある大病を患った。
医師からは、完治は不可能と言われた。
病の影響で彼は体の自由を奪われた。
デザイナーという職を抱えながら、ペンを握ることすらままならなくなって。
その症状のひどさから、鬱を発症した。

その時ようやく行き着いた病院にいたのが、
看護師として勤務していた、元々10年来の友人だった奥さんだ。
奥さんは本当に太陽のような人らしく、
彼の前では常に笑顔を絶やさなかった。
彼がどんなに苦しい時でも、奥さんは笑顔だったらしい。
夜勤明けでそのまま彼の病室へ直行して、いつだって一緒に過ごしていた。
闘病生活を送る中で、2人の関係は友人から恋人どうしになったそうだ。

結局慶ちゃんは奇跡的な回復を遂げ、今は右手に若干の後遺症が残る程度
日常生活においては何も不自由がなくなったんだって。
私も、この話を聞くまではその後遺症に気付く事もなかった。

慶ちゃんは奥さんを愛している。
それは十分に伝わってくる。

だから。

慶ちゃんは、きっと私の事
奥さんのいない心の寂しさを埋める相手として見ているんだ。

私たちは一緒にいながら別の相手の事を思ってた。
だからこそ、私たちは一線を越える事だけは絶対にしようとしなかった。

次の日も、その次の日も
私たちは毎日一緒にいて、
毎日静かにキスをして
そして必ず抱きしめ合って眠った。

そんな毎日を重ねるごとに
いくら一線を越えていなくったって、これは明らかにおかしいって
私の中では罪悪感が膨らみ始めて
信頼できる3人に、打ち明ける事にした。


テーマ : はぁ・・・
ジャンル : 恋愛

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結愛-YUE-

Author:結愛-YUE-
これまでの出来事は
コチラ
2010.4.26更新しました。

このブログに出てくる人については
コチラ
2010.3.18整理しました。

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