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対面。
東京に住む慶ちゃんの奥さんがこの街にやってきた。

私と慶ちゃんは普段ケータイでメールのやり取りをしてたのに
奥さんが来たその日からは、直接メールが来る事はなくなった。
共に入っている某SNS上でのやり取りになった。

慶ちゃんにもやっぱり、罪悪感は生まれているのだろうか。

そして私は、奥さんがやってきて3日目
奥さんと対面する事になる。


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知人の関係で参加したクラブのイベントでのこと。
元々私と慶ちゃん一緒に誘われていて、二つ返事で参加する事になって。
一緒に行こうかって話をした後で、奥さんが来る日取りが決まった。

私はてっきり、慶ちゃんは来ないのだと思っていた。

だけどミカちゃんから聞かされた。
慶ちゃんは奥さんを伴って私たちの元へやってくるのだと。

正直言って理解に苦しんだ。
同じ空間に、私と奥さんを存在させられるんだなって。
それは嫉妬とかではなくて、何と言うべきかただただ理解が出来なかった。
彼はどんな感覚なんだろうと。

ミカちゃんもそれは同じだったみたいで。
「いや奥さんなんだから連れてくるのは一向に構わないし
ごく普通の事なんだろうけどさ
あんたのいる場所に平気な顔して連れてくるのかね?」



私は、自分もどんな気持ちになるのか不安だった。
申し訳なくて、顔向けができないのか
意外と何とも思わないのか。

当日、仕事が終わった翔子ちゃんと待ち合わせして私はクラブへと向かった。
重低音の鳴り響くフロアに入って、薄暗い中を進んでいくと
約180cmの長身の慶ちゃんを見つけるのは簡単だった。
そしてその右隣に寄り添って存在する女性の姿が目に入った。

「はじめまして。」

私と奥さんは、そんなありふれた一言を交わした。
奥さんは人の良さそうな笑顔を私に向けてくれた。

頭の中では、キラッキラした茶髪のお姉ちゃんかなって思ってたんだけど。
顔はトランポリン選手の廣田遥さんに似ている。
私の2つ年上なのに、何だかとても大人な女性の雰囲気がした。

この人が慶ちゃんの奥さんなんだ。
これが、現実なんだ。

やっぱり慶ちゃんは、運命の彼ではない。

慶ちゃんの様子をちらりと見ると
彼は一切、私の方を見ようとせず
バツの悪い表情を浮かべていた。

しばらくすると、そんな状況に耐えられなくなったのか
慶ちゃんの方から
「悪いけど先帰るわ」
と言い出した。

その場を立ち去る慶ちゃんの後を追うように奥さんも去っていこうとして
その前に私たち1人1人に「またお会いしましょうね」と挨拶をしてくれた。

そして。
今思えばすごく引っかかるのだけど
奥さん、私にだけ握手を求めてきたんだ。

「あまりお話できなかったけど
年末にまた来るんでその時もご一緒してくださいね」

そう言ってやっぱり笑顔を向けてくれた。

そうして夫婦はその場をあとにした。


とてもお似合いの夫婦だと思った。
きっとお互いがお互いの事を、とても必要としているんだ。
あの夫婦には、トラブルなんて無縁なんだろうなと思った。

まさか、その時あの夫婦に
初めての危機が訪れているなんて知らずに。

そしてその原因が私だという事にも気付かずに。



テーマ : 恋愛日記
ジャンル : 恋愛

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結愛-YUE-

Author:結愛-YUE-
これまでの出来事は
コチラ
2010.4.26更新しました。

このブログに出てくる人については
コチラ
2010.3.18整理しました。

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