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初雪の奇跡。
☆前回の続きです☆

私はようやく自分の気持ちを素直に伝えて
宏樹から体を離して俯く。

私の「好き」を聞いて
宏樹はすごい勢いで私の事を強く強く抱きしめながら
「今日からよろしくね。」
と耳元で優しく言ってくれた。


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私たちは自然な流れでキスをした。
何度も、何度も。

そして夜もかなり更けていたのに
宏樹は突然、私の家とは全然違う方向へ車を走らせ始めた。

「どこ行くの???」
「○○公園。」
「今から!?真っ暗だよ絶対。」
「だろね。」
「だろねって(笑)」
「まぁまぁ、いいじゃん。
どうせ明日結愛休みだろ?
俺はその○○公園で朝から試合だけどな。」

「だよね!帰って寝なよ!!!」
「嫌ー(笑)
ちょっとさぁ、見たいものがあってさ
見れるかわかんないけど、見れたら最高だなぁって。」

「何???意味不明すぎるんだけど」
「まぁ黙って乗ってなさい(笑)」


そして車は30分くらいかかって公園に着いた。
街灯も殆どなくて、やっぱりあたりは真っ暗で。

車のライトを消すと、本気で真っ暗になった。

宏樹は何度も何度も私にキスをした。
「ちゅーし過ぎ(笑)」
あまりにも恥ずかしくなってそう言うと
「ん?言わんやったっけ?
俺相当なキス魔だから(笑)
人が見てようが外だろうがどこでもするからね。」

「えー!!!マジ勘弁(笑)」
「それから俺、ドSだから
おまえに拒否る権利とかないし」

「マジで(笑)完全草食系にしか見えないんだけどw」
「よく言われる。女の子みたいだって。
いいじゃん、最近ギャップ流行ってるし」

「そういう問題じゃないだろ(笑)」
そんなやり取りをしながら、
宏樹はずーっと私を抱きしめ続ける。

あぁ、私、宏樹の彼女になったんだ。

すると突然宏樹が「あ!」と声を上げると
左手で私を抱きしめたまま、右手を離して車のライトをつけた。

「結愛、見て!」

宏樹に促されてフロントガラスの向こう側を見たら
とてもキレイに、雪が舞っていた。
ライトに照らされて、強風に煽られた雪がキラキラ光る。

「雪!?」
「だね。見れるかなと思ってたんだけど
本当に降ってくれた。」

「さっき言ってた見たいものって…これ?」
「うん。天気予報で降るかもって言ってたから。」

それがこの県での、今年の初雪だった。
家にいたら見る事なんてできなかったもの。
たとえここにいても、タイミングが違ったら見れなかった。

宏樹が、私に奇跡をプレゼントしてくれた気がした。

「宏樹、ありがとね。
こんなにキレイな景色見れるなんて思わなかったよ。」


すると宏樹は私を抱きしめなおして言ってくれた。
「結愛、俺の彼女になってくれてありがとう。」

そして、くっついた頬に冷えた感覚がして少し体を離して宏樹の顔を見たら
宏樹の目じりにうっすらと涙が浮かんでいた。

「え!?え!?ちょ…何!?」
「わかんねぇ…。」
「宏樹どうしたの!?」
「わかんねぇっつってんじゃん。
ただ…結愛の事が好きだと思ったら…」


そう言いかけて恥ずかしそうに笑う宏樹を、
たまらなく愛おしいと思った。

少しでも長く、2人の時間が続きますように。
今年最初の雪の夜、車の中でそんなことを願った。


テーマ : 二人のあしあと。
ジャンル : 恋愛

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(非公開コメント受付中)

プロフィール

結愛-YUE-

Author:結愛-YUE-
これまでの出来事は
コチラ
2010.4.26更新しました。

このブログに出てくる人については
コチラ
2010.3.18整理しました。

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