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この部屋で過ごす最後の日
4月9日~10日のこと


結局9日、宏樹は来てくれようとしたのだけど
この日はすごい豪雨だった上に
何と急遽この日が入学式になったから無理させるのもと思って
家で待ってる事にした。

私が家について10分後くらいに宏樹はやってきた。
まずは先週の事を謝ってキスをして仲直り。
これからは、離れる前はちゃんと仲良しで離れようねって約束した。

そしてその直後、宏樹は私に謝り始めた。
「あのね、俺明日夕方には家に戻らなきゃいけないんだ。
おかんが飲み会で送ってかなきゃいけないのと、
それで妹のご飯作らなきゃいけないのと
俺もさすがに週明けから授業始まるし準備もしなきゃだし…
本当ごめん!」


全然いいんだけどな。

こうして私と宏樹にとって、この部屋で過ごせる最後の夜は
4月9日になりました。

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最後の夜は、ひたすら引越しの荷造り。
私がダンボールに詰めて、宏樹がガムテープで閉じていく。

結局荷造りしてたら日付も変わってしまった。

自身の入学式から授業に向けた準備もあるのに
私のためにこうして時間を割いて手伝いに来てくれた。

私たちは眠る前に思い出の歌を聞く事にした。

それは、EXILEの「We will」
付き合い始めたまさにその時、
車の中で流れてて
「何かタイムリーだしピッタリすぎる(笑)」
って2人して笑った歌。

『不安を答えに変えてしまう
君の悪いクセだから
大切な何か失わぬ様に
形には頼らないで…

どんなに離れてもその涙を流させぬ様に
小さなその体が震えてしまわぬ様に
いつでも側にいる
海の様な広い心で
君だけ守りたくて今日まで歩いて来た』

『悲しみ降り続くそんな時も笑っていよう
いい事ばかりじゃない
それよりも信じていよう
新しい今日のため僕等は今たしかめあう
流した涙の数が僕等を強くするよ』


私たちはくっついてこの歌を聞いて
最後の夜は、疲れ切ってすぐに眠ってしまいました。



翌朝9時には引っ越し業者の方が来られて
宏樹も慣れない早起きをして手伝ってくれた。
1時間経った頃には全て終わって
私と宏樹はベランダから真下を見下ろして
走り去っていくトラックを見送りました。

カーテンも何もなくなってしまった空っぽの部屋で
私たちは手を繋いで天井を見るように寝っ転がって
すぐに宏樹は寝息を立てて眠ってしまった。

本当、感謝してもしきれないな…
私のために、すごく頑張ってくれた。

この寝顔とも、しばらくお別れなんだな…
そんな事を考えているうちに、私も眠ってしまった。



目が覚めたら12時過ぎていて
「あ、前から行こうって話したまま行ってなかったし」
と、あるお店に行く事を宏樹から提案された。

この街を出て行く前に1度は行っておきたいなーって私が話してるのを聞いて
「学生時代何度も行ってたんだ
今度一緒に行こうよ」

そう言ってくれていた。

私たちは最後のお昼ご飯を食べに行って
そして再びこの部屋に戻って来た。

もうすぐ、この部屋で過ごす時間は終わる。

私たちはどちらからともなくキスを重ねて
そして何もなくなった部屋の、冷たい床の上で
お互いの体を確かめ合った。

そして予定通り宏樹は帰っていく。
私は彼を笑顔で見送って
そして部屋に戻ってきて

ようやく、もうここでの生活が終わるんだという現実を認識して
こみ上げてくる切なさを、抑えることができなかった。


テーマ : 大切な人。
ジャンル : 恋愛

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(非公開コメント受付中)

プロフィール

結愛-YUE-

Author:結愛-YUE-
これまでの出来事は
コチラ
2010.4.26更新しました。

このブログに出てくる人については
コチラ
2010.3.18整理しました。

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