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愛の言葉。
☆前回の続きです☆

その日、みんな閉店まで無理やりいてくれて
そして他の店員さんたちをうまく連れ出して帰ってくれた。

閉店後、お店の中には私とTくんの2人。
逃げずにちゃんと受け止めたいと思った。
それを聞いて、自分がどうしたいのかをちゃんと考えたいと思った。

私たちは微妙な距離感を保ったまま話をした。

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Tくんは言った。
「この前は…ごめんね。
ああいう事っていうか、あんないきなりキスはすべきじゃなかった。」

「謝られても…私困るんだけど。」
「そういう意味で謝ってるんじゃなくて
ただもっと、結愛ちゃんの気持ちを考えるべきだったと。
俺は自分の気持ちだけで動いてしまったから。
でも…俺はその場のノリとか酔った勢いとかでキスしたわけじゃない。
ちゃんと気持ちがあってそうした。
俺、結愛ちゃんの事好きだよ。
すっげぇ大好きだ。
本当に好き。うん。
正直言って、ずっとお客さんとしか思ってなかったんだけどさ
いい人だな、このお客さん…って。
でも気づいたらそうじゃなくなってて。
いろんなタイミングとか、そういうのが重なったのかもしれないけど
気づいた時にはもう好きになってた。
本当にね、好きで好きで、大好きなんだよ。」


その目には、仕事を終えた疲労は隠せてなかったけど
きっと嘘はないと思った。
Tくんと過ごしてきた時間は長くって、それなりに信頼関係もあった。
せいちゃんたちが言うように、変な嘘を言うような人じゃないのは私もわかってる。
仕事中の、対お客さんに向けられる目とは違う、何か。

「うん、わかった。
ありがとう。ちゃんと伝わったよ。」

「今日はもう眠いやろうし帰ろう。
何もしないから、家まで送らせて。」


お店の外に出ると既にかなり太陽が高くなっていて
梅雨明け間近のギラギラした光が射していた。

私の家の前に着いて、Tくんは再度念を押すように言った。
「何て思われようと気持ちを曲げるつもりはないから。
俺はおまえの事がすっげぇ大好きだ!
じゃね。今日はゆっくり休みなよ。」


そういうとTくんは右手を上げて、
彼の家の方向へと歩き出した。

今まで見たどの後姿よりも
自信に満ち溢れて大きく見えたその姿。

私にとってのTくんって何だろう。
ずっと、「お店の人」として心に線引きをしていたけれど
その線がなくなった時のTくんは
私にとってどういう存在なんだろう。

友達。

いや、
友達なんて言葉じゃ片付けられない。

好きな人?

そんなふうに思った事なんて一度もなかった。

だけど
Tくんに支えられて、Tくんに背中を押してもらって
そういうふうにしながら前に進めた事が何度あっただろう。

Tくんの事は大切。
だから私逃げない事にする。
彼が私にとってどういう存在なのか
真剣に、一生懸命考えて

あんなにも真っ直ぐに気持ちを伝えてくれた彼に
失礼のない返事をしたい。

そう思った。

テーマ : 大切な人。
ジャンル : 恋愛

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(非公開コメント受付中)

プロフィール

結愛-YUE-

Author:結愛-YUE-
これまでの出来事は
コチラ
2010.4.26更新しました。

このブログに出てくる人については
コチラ
2010.3.18整理しました。

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